世界遺産検定2級の概要
世界遺産検定2級について知っておきたいこと
世界遺産検定2級以上は気合を入れて勉強しないと認定されないレベルの難易度になります。私もこの2級から受検を始めました。
ここからは就職活動で旅行業界などを志望する方などの受検が多いかと思います。
2級ともなると、「私、世界遺産検定2級持ってるんだ♪」と友人、家族に自慢できるレベル、初めて会う人との話のネタになるレベルかと思います。
また、TVのクイズ番組で世界遺産の問題が出ても割りと正解できるレベルに達しているのではないでしょうか。
ちなみに、4級と3級の概要はこちらをご参照ください
worldheritagebook.hatenablog.com
worldheritagebook.hatenablog.com
下記のデータは世界遺産検定HPよりまとめさせていただいています。
基本情報
学習内容
世界遺産条約の理念や関係機関について理解し、各地域を代表する世界遺産の多様性を学ぶ
3級に対して、「関係機関について理解」、「多様性」という文言が増えましたね。
とくに「多様性」は世界遺産の根幹に関わるところですので、ひとつひとつの世界遺産を勉強するというよりは、世界遺産同士のつながり、関係性まで踏み込んで勉強できるとよいと思います。
出題対象
日本の全遺産
+
世界の代表的な遺産300件
世界の遺産(日本を除く)が3級の100件に対し、3倍覚える世界遺産が増えました
学習していると気づくと思いますが、知っている遺産より知らない遺産のほうが多くなってきたのではないでしょうか。でも、それが世界遺産検定の醍醐味!
受検料
5,500円
級が上がっていくにつれ、着実に受検料も上がっています。
試験内容
受検資格は特になく、6割とれば無事認定です。4級、3級と同じ。
受検者数/認定者数
延べ51,581名の方が受検され、21,531名の方が認定されています。
こう見ると、2級保持者もかなり多く、珍しい資格ではないことがわかります。
認定率
例によってちょっと縦長になりすぎました。例によって表だけみてもよくわからないので、これをグラフにして傾向をつかむと
認定率は割と前後しますが、40~60%をウロウロしていますね。
3級が約80%ということを考えると、やはり難易度は上がっていて、そう簡単には合格できない印象です。
出題割合
学習する世界遺産の件数が300件と3級と比較して大幅に増加したため、文化遺産の割合が高くなってきています。
また、その他の割合も高くなってきています。認定のための60%からすると割合は低いですが、日ごろから時事テーマも積極的に収集することが大事だと思います。
まとめ
2級では旅行業界、またはそれに関する業界に就職を希望する学生さんたちが就職活動に有利(エントリーシートに記入)になるために決して落とせないと思います。そのため、必死で学習する人の割合が必然と高くなります。また、それ以外で趣味で受ける方もレベルが高くなっているので、受検者の皆様、楽しく、そして必死に勉強してぜひ認定を目指してがんばってください!