世界遺産検定マイスターが厳選する!絶景の世界遺産8選!
今回は世界遺産の中でも「絶景」をキーワードに8か所の世界遺産を紹介します。
世界遺産を学ぶ中でも印象的だった場所を独断で選びました。
日本だけでなく、世界にはこんな景色があるんだと興味を持ってもらえれば幸いです。
定番の場所からこんなところもあるんだという場所も選んだつもりです。
日常でたまったストレスをここを癒してもらうなり、来週に迫った世界遺産検定の復習に利用するなりしてください。
では、行ってみましょう!
ハロン湾
国名:ベトナム社会主義共和国
分類:自然遺産
登録年:1994年
登録基準:(vii)(viii)
空飛ぶ龍が降り立った場所
ベトナム北東部に位置するハロン湾、大小3,000もの奇岩、島々が点在するベトナムを代表する景勝地。
伝承では、中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられている。
九寨溝渓谷
国名:中華人民共和国
分類:自然遺産
登録年:1992年
登録基準:(vii)
日中には青、夕方にはオレンジなど独特の色を放つ
中国四川省北部にある九寨溝、「寨」はチベット族の集落を意味し、9つあるため九寨溝と名付けられた。ここは独特の青い水をしており、青い水の理由は一般に水中に溶け込んでいる石灰分(炭酸カルシウム)の影響であると言われている。
ツィンギー・ド・ベマラハ厳正自然保護区
国名:マダガスカル共和国
分類:自然遺産
登録年:1990年
登録基準:(vii)(x)
先の尖った奇岩が連なる「生物の標本室」
マダガスカル島にあるここは、「ツィンギー」→「先の尖った」から由来する自然保護区である。独特の光景は九寨溝と同じく石灰岩のカルスト台地が約1億6000万年もの長きにわたって雨によって溶け、尖塔状になったものとされる。
また、90種類を越える鳥類を始め、爬虫類や、キツネザルなども多数の存在が確認されている。
プリトヴィツェ湖群国立公園
国名:クロアチア共和国
分類:自然遺産
登録年:1979年
登録基準:(vii)(viii)(ix)
大小16の湖と92の滝が作り出すエメラルドグリーンの幻想的な景観
炭酸カルシウムの濃度が高く、川の急勾配で沈殿し、石灰華となり、川の水をせき止めため、このような景色が生まれた。
ロス・グラシアレス国立公園
国名:アルゼンチン共和国
分類:自然遺産
登録年:1981年
登録基準:(vii)(viii)
世界第三位の規模を誇る氷河地帯
「グラシアレス」とはスペイン語で「氷河」を意味する
長い時間圧縮されたことによって空気をほとんど含まなくなった透明な氷は、波長の長い光(赤)を吸収するため, 氷を透過した光は青い。そのためロス・グラシアレス特有の青い氷河になる。
ソコトラ諸島
国名:イエメン共和国
分類:自然遺産
登録年:2008年
登録基準:(x)
「インド洋のガラパゴス」と呼ばれる竜血樹が群生する島
ガラパゴス諸島同様、島が分離し、独自の進化を遂げたため、固有種が多い。
写真に映るのが竜血樹で樹皮から採れる赤い樹脂から名付けられた。
イエローストーン国立公園
国名:アメリカ合衆国
分類:自然遺産
登録年:1978年
登録基準:(vii)(viii)(ix)(x)
様々な間欠泉や温泉、地熱による観光スポットが散在している国立公園
グリズリーやオオカミ、アメリカバイソン(バッファロー)やワピチ(エルク)の群れが生息していることでも知られる。ここは地上に残された数少ない手付かずの巨大温帯生態系の一つであるイエローストーン圏生態系の中心になっている。
富士山-信仰の対象と芸術の源泉
国名:日本国
分類:文化遺産
登録年:2013年
登録基準:(iii)(iv)
言わずもがな、日本の至宝「富士山」
何も言うまい
どうだったでしょうか。世界遺産検定を受検する方なら是非知っていてほしい遺産ばかりではありましたが、改めて見てみると素晴らしい、後世に残していきたいものばかりです。今回は自然の景色ばかりでしたが、次回は遺跡などを特集していきたいと思います。ご期待ください!