【世界遺産】映画「スターウォーズ/最後のジェダイ」のロケ地となった島「スケリッグ・マイケル島」
「スターウォーズ/最後のジェダイ」のロケ地となった島「スケリッグ・マイケル島」
「世界遺産と映画」シリーズ、最近はアニメばかり特集していましたが、久しぶりの実写映画です。
それも今年、2017年12月15日公開予定の「スターウォーズ/最後のジェダイ」でロケ地として使われた島。と言っても、前作「フォースの覚醒」で最後のほうにも出ていましたが。。
最後のジェダイの紹介(TOHOシネマズより)
全米興行収入ランキング歴代No.1、日本でも興行収入116億円の大ヒットを記録した 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)。この歴史に名を刻む作品の、その後を描いたシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』がついに公開!フォースを覚醒させたレイと、ダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの出現は何をもたらすのか?そして、“光”と“闇”の間で揺れ動く二人を待ち受ける“衝撃の運命”とは?知られざる秘密が明かされるとき、誰も観たことのない衝撃の「スター・ウォーズ」が幕を開ける!
今回紹介する世界遺産は、伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーが隠れていた島として使われています。
スターウォーズというSF映画でもあるので、多くの方はこの島もCGであると思っているみたいですが、実際に存在する場所なのです。
また、この島もちゃんと歴史を知ると非常に興味深い島なので、スターウォーズのロケ地ということでみなさんに知っていただければ幸いです。
では、世界遺産スケリッグ・マイケル島の紹介にいきましょう
スケリッグ・マイケル島の修道院
国名:アイルランド
分類:文化遺産
登録年:1996年登録
登録基準:(iii)(iv)
ヨーロッパに現存する最古の修道院
アイルランドの南西12kmの海上に浮かぶスケリッグ諸島のひとつであるスケリッグ・マイケル島はもとは修道院であり、中世の石積みの遺跡である。
急峻な岩山は標高218mであり、山頂には7世紀ごろにケルト人が建てたとされる修道院があるが12世紀頃に何らかの理由で放棄され、現在は無人島となっている。
かつては、初期キリスト教修道士たちが絶海の孤島で修行をしていた場所と考えられており、修道院のほか石積みの墓地や礼拝堂、島の天然石を積み上げて作られたドーム状の小屋などが保存状態が良いままで残っている。
島の名前の由来はアイルランド語で「天使ミカエルの岩」からきている。
また、島にはニシツノメドリなどの珍しい海鳥が生息し、自然保護区にも指定されている。
ニシツメノメドリ
スケリッグ・マイケル島の場所
それでは、実際のスターウォーズ本編で用いられてシーンも紹介してみましょう。
先ほどの石造りの建物がバックに映っていますね。
動画で見たい方は↓の予告編をご覧ください。
33秒~40秒ぐらいの間にがっつりと映っています。
余談
スケリッグ・マイケル島はアイルランド語で「天使ミカエルの岩」となっていますが、
似た由来の世界遺産があるなぁと気づいたのは私だけでしょうか。
そういえばフランスの世界遺産「モン・サン・ミシェル」は
フランス語で、Mont(モン)=山、Saint(サン)=聖、Michel(ミッシェル)でつまり「聖ミカエルの山」なんでしたよね。こういった一つ一つだけでは気づかないことですが、世界全体を捉えて見てみると、世界遺産は面白い!