【世界遺産】ジブリ映画「紅の豚」のモデルとなった街「ドゥブロヴニクの旧市街」
ジブリ映画「紅の豚」のモデルとなった街「ドゥブロヴニクの旧市街」
世界遺産と映画シリーズを引き続きしていきます。
今回も前回に引き続きジブリ映画を紹介します。
前回は魔女の宅急便でした。
今回は、魔女の宅急便はこちらの都市も参考にしたのではないかとも言われていますが、「紅の豚」の舞台の紹介です。
場所は、「クロアチア・ドゥブロヴニクの旧市街」です。
毎回、呼び方を悩むのですが、
「ドブロブニク」?
「ドブロヴニク」?
「ドゥブロヴニク」?
どれが正しいのでしょうか。
正解は別にないみたいですが、今回紹介するクロアチアの都市と同名でスロヴェニアにも「ドブロヴニク」があって、Wikipediaなどでは
クロアチアは、「ドゥブロヴニク」
スロヴェニアは、「ドブロヴニク」と分けて明記しているので、今回は「ドゥブロヴニク」で紹介したいと思います。
ちなみに、アルファベット表記は「Dubrobnik」です。
……
…………
少しどうでもいい話が続きましたが、紅の豚の紹介から
紅の豚ー概要
スタジオジブリの長編映画第6作。監督は宮崎駿。
元々は日本航空での機内上映用として製作が開始されたが、長編化したため、劇場作品へと変更された。加藤登紀子が主題歌とエンディング曲を歌うと共に、声優としても出演している。
キャッチコピーの「カッコイイとは、こういうことさ。」や、ポルコの台詞「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」はあまりにも有名。世界大恐慌時のイタリア・アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ空中海賊「空賊」の荒くれ者たちと、それを相手に賞金稼ぎで生きる「ブタ」の飛行艇乗りの物語。第一次世界大戦後の動乱の時代に生き、夢を追い求める男達の生き様を描く。
原作は模型誌『モデルグラフィックス』に不定期連載された『飛行艇時代』(「宮崎駿の雑想ノート」所収)。
魔女の宅急便同様、日本とは違った世界観でヨーロッパ特有の青い海、白い壁、赤い屋根のきれいな街並みとして世界遺産であるドゥブロヴニクがモデルとなったのでしょうか。
では、紹介しまーす。
ドゥブロヴニクの旧市街
国名:クロアチア共和国
分類:文化遺産
登録年:1979年登録
登録基準:(i)(iii)(iv)
内戦からの復興を遂げた要塞都市
クロアチア南部、アドリア海に面するドゥブロヴニクは、7世紀初頭から海外交易の重要拠点として、発展し、その景観の美しさから「アドリア海の真珠」と呼ばれた都市。
実はドゥブロヴニクは、クロアチア本土とは陸続きではなく、アメリカ・アラスカのように飛び地となっている。
こんな美しい街並みではあるが、実は1991年に「危機遺産」として登録されてしまっています。
1991年にユーゴスラビア内戦で7か月にわたり包囲され、砲撃により、建物の7割程度が損傷を受けました。
内戦終結後、すぐに大規模な復旧工事が行われ、なんとか1998年には「危機遺産」を脱することができたのです。
では、その他のドゥブロヴニクに風景を紹介します。
これも上空からのドゥブロヴニクの市街地。
ちょうど主人公ポルコが深紅の飛行艇で飛んでいる時に見ているであろう景色のようです。
近くで屋根を見てみると、どこも似た色で統一感があって、異国情緒があふれていますね。
町中の階段、入り組んだ街で迷子になるのも面白いかも?
海がきれい!
こんな海沿いの町に住んでみたいです。
紅の豚のモデルとなった場所
世界遺産「ドゥブロヴニクの旧市街」
どうだったでしょうか?
世界遺産には、○○の旧市街として登録されている町が多くありますが、古き良き伝統を守り、その当時の建物が守られ、人々の営みが感じられるような街が多いと思います。
観光地としても、非常に栄えた街ですので、夏の旅行に行ってみてはいかが?
ではは
おまけ
紅の豚で主人公ポルコが隠れ基地としていた場所は、世界遺産ではありませんが、ギリシアのザキントス島のナヴァイオビーチとも言われています。
↑実際のキャプチャー
↓ギリシア・ザキントス島のナヴァイオビーチ