世界遺産検定マイスターの概要
世界遺産検定マイスターについて知っておきたいこと
最上級資格のマイスターの紹介となりました。
認定率20%の高い壁を乗り越えた1級の方々がさらに高みを目指す資格となります。
認定率としては1級より上がりますが、何と言っても論文形式の試験ということで、一歩踏み出せない方も多いのではないのでしょうか。
受検者としては、やはり旅行業界の方、大学で歴史などを専門としている方々、添乗員の方などが対象になると思います。
マイスターに認定されるともう、別次元のレベルに達しているでしょう。
例えば、クイズ番組では世界遺産の問題が出ても大体答えられる、聞いてもいないのにうんちくをたれるなどですね。
現在であれば、マイスターに認定されていれば、一定の講義を受けたのち、認定講師として、日本各地で世界遺産のすばらしさを講演することができます。
私は一度もしていませんが。。
私は、ブログという形で世界遺産のすばらしさを発信することにしました。
マイスターの概要をここから紹介していきますが、1級、2級、3級、4級の概要はこちらをご参照ください
worldheritagebook.hatenablog.com
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下記のデータは例によって世界遺産検定HPよりまとめさせていただいています。
基本情報
学習内容
世界遺産条約の理念や諸概念を理解し、世界遺産に関する諸事象について自分の意見をもつ
「自分の意見をもつ」という文言が出てきましたね。世界遺産の内容を覚えるだけでなく、
「なぜ、これは世界遺産として登録されているのか」
「なぜ、これは危機遺産に登録されるべきなのか」
「この世界遺産を守っていくにはどういった施策が必要なのか」
など自分の考え、主張を言葉にできる必要が出てきます。
出題対象
世界遺産全件
マイスターとして知らない遺産があってはいけませんもんね。
受検料
19,000円
10,000円を余裕で超えてきました。
論文を添削していただくので当然と言えば当然ですが。たしか昔はさらに高くて
25,000円だった気が。。
試験内容
1級に認定されていないと受検できません。
点数が急に低くなりました。
論述なので、絶対的な正解はありません。
受検者数/認定者数
延べ1,574名の方が受検され、428名の方が認定されています。
ついに500人を切ってきました。
これほど資格取得者が少ない最上級資格もあまりないのでは?
認定率
1級の試験同様に、毎回開催ではなく年2回7月と12月開催が恒例になってきています。
これをグラフにして傾向をつかむと
認定率は最近では約50%程度
高いように見えますが、これは1級を認定された人の中でさらにという位置づけなので、そう簡単ではないです。
また、論述試験なのでダメなものはダメという採点方式だと思います。
出題割合
出題範囲はすべてなので、割合なんてないです。
参考書はもちろん、世界遺産に関する本を読んだり、年報を読んだり、日々のニュースに目を配りましょう。
まとめ
マイスターを認定されるのは限られた人々です。
この称号を得られるのは何にも代えがたい素晴らしいものです。
この資格を得て、世界遺産のすばらしさ、重要さを世間の人々に伝えられるよう一人でも多くの方々が認定されるよう私は望んでいます。
下記にマイスター試験の参考になる図書を並べておきます。
これを読まないと受かることができないのではないかという素晴らしい本です。