世界遺産で花見をしませんか?京都の絶景桜スポット3選!
いよいよ冬も終わり、春めいてきましたね。
今日は卒業式の人も多かったのではないでしょうか。
春と言えば、桜のシーズンです。
いつも近所の桜を見るという方も、あまり花見にはいかないという方も今年は世界遺産の名所で花見をするというのはどうでしょうか?
今回紹介するのは、世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17の登録物件の中から桜の名所として名高い3つの寺を紹介します。
関西にいる方は日帰りでも行けますでしょうし、遠くの方はこれを機に京都旅行をしてみてはいかがでしょうか?
では、紹介してみまーす!
仁和寺
遅咲き、背丈の低い特徴をもつ「御室桜」
早咲きの桜と言えば、「河津桜」が有名で今年ももう時期が終わりましたね。
私は静岡県東部に住んでいるので毎年のように伊豆の河津町に見に行っています。
遅咲きとしても有名で、そして背が低いため間近で見ることができるのが「御室桜」です。近くに世界遺産の構成資産である「金閣寺」や「龍安寺」もあるため、世界遺産好きであれば、仁和寺の桜が一番ルートとして見に行きやすそうです。
世界遺産情報
仁和寺とは、888(仁和4)年に宇多天皇が完成させた寺院で真言宗御室派の総本山。
皇室とゆかりの深い寺(門跡寺院)で、出家後の宇多法皇が住したことから、「御室御所」(おむろごしょ)と称された。明治維新以降は、仁和寺の門跡に皇族が就かなくなったこともあり、「旧御室御所」と称するようになった。
桜情報
住所:京都府京都市右京区御室大内33 TEL:075-461-1155
拝観時間:9:00~17:00 (受付時間9:00~16:30)
桜の見ごろ:4月上旬~4月中旬
交通アクセス:
【電車】JR京都駅から市バス26号系統約40分「御室仁和寺」下車徒歩すぐ
【車】名神高速京都南ICから約40分 名神高速京都東ICから約40分
公式サイト:http://www.ninnaji.or.jp/
清水寺
幻想的な風景を望める夜間拝観がオススメ!
京都の観光名所として一番と言ってもいいぐらい有名なのが清水寺。
早朝から拝観もできるため、人の少ない時間を選ぶなら早朝がオススメ。
しかし、何と言ってもライトアップされている夜間拝観も興味深い。境内からは京都タワーも見渡せ、幻想的な雰囲気を味わえる。泊りでいくなら是非清水寺がオススメ。
また、歩ける距離で同じく夜間拝観ができる寺社仏閣として、高台寺、圓徳院、青蓮院門跡があり、ぜひとも夜を満喫したいなら祇園界隈がオススメ!
世界遺産情報
「清水の舞台」で有名な本堂は798(延暦17)年、平安時代の坂上田村麻呂の建立と伝えられ、懸造りと呼ばれる工法が用いられている。
応仁の乱などで焼失したが、寛永10年(1633年)、徳川家光の寄進により再建された。
桜情報
住所:京都市東山区清水1-294
TEL:075-551-1234
拝観時間:3月25日(土)~4月9日(日)は6:00~21:00(最終受付)
桜の見ごろ:3月下旬~4月上旬
イベント: 夜の特別拝観 3月25日(土)~4月9日(日)
交通アクセス:【電車】JR京都駅よりバス 五条坂バス停下車徒歩約10分
公式サイト:http://www.kiyomizudera.or.jp/
醍醐寺
歴史を感じる「醍醐の花見」
醍醐寺は、豊臣秀吉によって催された「醍醐の花見」で特に有名。
学生時代、宇治に住んでいたことがある私としては、近くて思い入れのある場所。
もちろん混雑は必至だが、上記2スポットよりかは観光客は少なめ。
足を延ばして、宇治の平等院などに行くのもいい。
世界遺産情報
藤原頼道により、1052(永承7)年に建立された真言宗醍醐派総本山の寺院。
醍醐寺は山深い醍醐山頂上一帯(上醍醐)を中心に、多くの修験者の霊場として発展した後、醍醐天皇は醍醐寺を自らの祈願寺とすると共に手厚い庇護を掛け、その圧倒的な財力によって発展する。
その後、応仁の乱など戦乱で荒廃し、五重塔のみが残された。しかし豊臣秀吉による「醍醐の花見」をきっかけに、紀州などから寺院建築が移築されたり三宝院が建設されたりなどし、今日の姿となった。
桜情報
住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL:075-571-0002
拝観時間:午前9時~午後5時まで
桜の見ごろ:3月下旬~4月上旬
イベント:豊太閤大観桜行列 4月9日(日) ※毎年4月第2日曜日
交通アクセス:
【電車】地下鉄東西線醍醐駅から徒歩約10分 JR山科駅から京阪バス約20分「醍醐寺前」下車徒歩すぐ
【車】名神高速京都東ICから約20分