世界遺産検定マイスターになるまで【自己紹介】:前半
自己紹介
私は、ある電機メーカーに勤める30代の化学系製品開発者です。
世界遺産とはなんら関係のない世界で生きてきましたが、今マイスターの称号を手にしています。ちなみに、認定講師の資格もあります。講演をしたことはありませんが。。
ここからは私が世界遺産に興味を持ち、世界遺産検定を受け、マイスターになるまでの軌跡を記したいと思います。この経験談がブログを見ている方々の世界遺産の興味を持ち始めるきっかけになればと思います。
私が世界遺産に興味を持ち始めるまで
高校では世界史の授業がありましたが、特に得意ではなく、センター試験でも世界史は選択しませんでした。そんな私は理系を選択し、大学では化学を専攻しました。
平凡な大学、大学院生活を過ごし、海外にも一回生のときに韓国に行ったことがあるだけでした。
そんな私でしたが、大学院の卒業旅行で友人と「イタリア」に行くことになりました。
下調べを念入りにするのがもともと好きだった私は早速ガイドブックを買い漁って、いろいろ調べました。そのときにあまりにも知らない世界があることに驚きました。
ミラノ、フィレンツェ、ローマと名前を聞いたことはあるけど、どんな建物があるかとかどんな美術館があるかとかどんな料理があるかとか・・。
挙げたらキリがありませんが、自分の知らない世界が広がってることに恥ずかしくなるとともにワクワクドキドキがたまりませんでした。
実際、行ってみてイタリアに感動しきりでした。
・ピサの斜塔って本当に傾いてるんだ!
・バローロ(ワイン)おいしい!
・ミケランジェロの「ピエタ像」の神々しさに感動!(ヴァチカン市国ですが)
外国の文化に触れ、いろいろなことに興味をを持ち始めました。
しかし、しばらくは世界遺産を勉強するということにまでは発展しませんでした。
世界遺産検定を受けたきっかけ
社会人になり、ありがたいことに毎年1週間連続で休暇が取れる制度を利用し、毎年ヨーロッパやアメリカに旅行できる機会がありました。どこの国に行ってもいい意味でカルチャーショックを受けていました。
そんな生活が過ぎる中で、社内の昇進試験があったため半年近く勉強することがありました。無事試験が終了し、燃え尽き症候群のような虚無感が生まれ、何か勉強しようと考えていた中、ネットを見てみると世界遺産検定なるものを発見しました。
試験の内容を見てみると、「こんなことを知っていたら旅行ももっと面白いものになるだろうなぁ」とワクワクしていた自分がいました。
世界遺産検定2級
何級を受けようと調べていると「1級の受験資格は2級以上の認定者であること」とのこと。まずは2級を受検することにしました。たしか1か月ほど勉強してぎりぎり合格したと思います。せっかくだから1級受けとくかー
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世界遺産検定1級
って、そんな甘い気持ちで申し込みをして、試験内容を見ると
「出題対象となるのは世界遺産全件」
!!!
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必死で過去問を買って3か月ほど勉強しました。
勉強の仕方はまた書く機会があれば書いてみます。
結果は合格!
合格最低点は134点、私の点数は134点・・・・?
そういうことですか・・、まぁ合格は合格!
世界遺産検定1級ゲット!
何々?1級の上にマイスターなんてあるの?
続きは後半の記事で・・・。
今回の世界遺産はこれ↓
Historic Centre of Florence
国名:イタリア共和国
遺産種別:文化遺産
登録年:1982年
登録基準: (i)(ii)(iii)(iv)(vi)